ルパン三世ルパン三世ルパン三世オフィシャルサイト オレはルパン三世という作品は、71年10月24日から72年3月26日まで放映された1stシリーズが やはり決定版だと思っている。 「裏切りは女のアクセサリーのようなものさ。」 「よしなよ、冗談は。ブローニングは背中に感じやすいんだ。」 なんてセリフがさらっと出てくるようなクールでサイケな雰囲気がとてもカッコイイシリーズだ。 もちろんコミカルな要素も作品の魅力のひとつであり、そこも好きな所ではあるが2ndシリーズ以降は その部分がやたらと増幅されすぎているようだ。 それに加えて79年に公開された劇場用作品「カリオストロの城」がもたらした波及効果はとても大きかったと言える。 多くの視聴者があの作品で”ルパンはフェミニスト、作品はファミリー向け”というイメージを植えつけられてしまい 製作側もそうしたニーズに長く縛られていた。 最近では02年に1stシリーズ第2話の続編エピソードとなるオリジナル作品「生きていた魔術師」が製作されたり、 そのイメージを引き継いだ形でハードボイルドな雰囲気のTVスペシャル「ファーストコンタクト EPISODE:0」が 作られたりもしているので、作り手の方でも従来の固定イメージからの脱却を図ろうとしているようだ。 もしかすると子供の頃に1stシリーズを観て影響を受けた世代が、今では製作側にまわっているという状況があるのかもしれない。 なんせ最初にルパン三世のアニメ化が企画されたのは67年である。 伝説のロックフェスティバル・ウッドストックよりもアポロ11号の月面着陸よりも先なのだ。 実際のTV放映はそれから4年も後になるわけだが、それでもあまりに時代が早すぎたと言わざるを得ない。 事実視聴率で大苦戦し、結局番組は途中で打ち切りとなってしまう。 日曜の夜のアニメといえば「アンデルセン物語」や「ムーミン」などが放送されていた時期だ。 そこへ7時からの放送枠での参戦というのは今考えても無謀だったとも思える。 まぁその当時はその当時でスタッフ達の挑戦やこだわりもあったんだろうし、そのエネルギーが現在まで シリーズが続くような作品の基本世界を築いたというのは事実だ。 今観直してみても、30年以上も前の作品という事が信じられない程にストーリー、作画ともに非常に クオリティの高いシリーズである。 第1話「ルパンは燃えているか・・・?」 第2話「魔術師と呼ばれた男」 第3話「さらば愛しき魔女」 第4話「脱獄のチャンスは一度」 第5話「十三代五ェ門登場」 第6話「雨の午後はヤバイぜ」 第7話「狼は狼を呼ぶ」 第8話「全員集合トランプ作戦」 第9話「殺し屋はブルーズを歌う」 第10話「ニセ札つくりを狙え!」 第11話「七番目の橋が落ちる時」 第12話「誰が最後に笑ったか?」 第13話「タイムマシンに気をつけろ!」 第14話「エメラルドの秘密」 第15話「ルパンを捕まえてヨーロッパへ行こう」 第16話「宝石横取り作戦」 第17話「ワナにかかったルパン」 第18話「美人コンテストをマークせよ」 第19話「どっちが勝つか三代目」 第20話「ニセルパンを捕えろ!」 第21話「じゃじゃ馬娘を助けだせ!」 第22話「先手必勝コンピューター作戦」 第23話「黄金の大勝負!」 ルパン三世 LUPIN THE THIRD first tv DVD Disc1 ルパン三世 LUPIN THE THIRD first tv DVD Disc2 ルパン三世 LUPIN THE THIRD first tv DVD Disc3 ルパン三世 LUPIN THE THIRD first tv DVD Disc4 ルパン三世 LUPIN THE THIRD first tv DVD Disc5 |